役員紹介
世界を変えていく
2014年 株式会社CaSy設立・代表取締役就任
CaSyという社名には、「家事」を「easy(簡単)」に「cozy(心地よい)」にする、という意味が込められています。創業前に事業構想を練る際に考えたことは、「私たちが本当に大切にしたいことをサービスにしよう」ということでした。創業メンバーは全員男性ですが、家事による「負担」や「失う時間」に対して私たちにできることはないかと考えた末に、CaSyは生まれました。
大切な人たちとのかけがえのない時間。そして、それぞれの得意なことや好きなこと、本当に熱量をもって取り組める時間。CaSyが生み出した時間を、お客様のそんな本当に価値があると思える時間に当ててほしい。CaSyを通じて生まれた時間で、また他の誰かが助かっている。そんな風に、助け合いの好循環が”スパイラルアップ”していくようなイメージを、CaSyの事業に持っています。
CaSyのサービスをご提供していく中で、私たちがかつて想像していた以上に、多くの方が時間がないことに苦しんでいることが分かりました。だからこそ、キャストの皆様が行っている家事という仕事には、やりがいと意味が詰まっています。創業した時よりも、私たちがやりたいこと・できることがますます拡がっていくことに感謝をしつつ、「大切なことを、大切にできる時間」を、日本に、そして世界に届けていきます。
「大切な時間」をすべての人へ
2008年 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ入社、 2014年 グロービス経営大学院経営研究科修了(MBA)、
2014年 株式会社CaSy設立・代表取締役就任
毎日を生きるすべての人へ、時間を贈りたい。大切なことを大切にできる時間が、世の中には足りていないから。私がこの事業をやり続ける理由はそこにあります。例えば、大人たちが溜まった家事に追われていたせいで、休日は家族みんなで公園に行きたいと楽しみにしていた子どもをがっかりさせてしまった、という経験がある方も多いと思います。家族の大切な時間を創れないという葛藤が、きっと日本中にあるのだと思います。
CaSyが行った家事代行へのテクノロジーの投入。これによって、家事代行の価格はリーズナブルになり、一部の裕福な人だけでなく、身近なサービスとして多くの人に安心してご利用頂けるようになりました。今お願いしたい、というお客様のニーズにスピーディーに応えることも可能になりました。
毎日を生きるすべての人へ、私たちのサービスを通じて時間を創りたい。そのためにこれからもスマートに、誠実に、テクノロジーを磨いていきたいと思います。
集まるCaSyを創る
2014年 株式会社リクルートホールディングス入社、 2018年 株式会社CaSy参画・取締役CHRO就任
家事は尊い、私はそう思っています。おいしいご飯は人を幸せにしますし、すっきりと片付いた部屋でこそ整う気持ちもあります。けれど、それを担う責任が圧倒的に「おかあさん」に偏っていることは社会的なひずみだと思っています。事実、男女間の家事分担の顕著な偏りを報告する調査結果は多く、国際的にみても日本人女性は、他国に比べて家事に従事する時間が長く睡眠時間が短いのです。けれど私は、例えば夫婦間で家事の時間に差があるからといって「夫の家事時間を増やすべき」とは考えません。
妻も夫も、負担に感じる家事をアウトソーシングできる環境を等しく持てることが必要で、そうすれば夫婦共働きの生活も「持続可能」になります。誰かに暮らしをサポートしてもらう、そんなあたらしいあたりまえを創りたい。CaSyの事業を通じてより多くの人の家事負担が軽減され、本来持ちたかった豊かな時間を過ごすことにつながりますように。そして一方で、多くは主婦で構成されるCaSyの家事代行キャストが無償労働だった家事をスキルとして、十分な報酬と十分な働きがいを得られる環境作りに努めたい。そのために、叡智と想いを紡ぎ続けられる人財が集まる組織づくりをしていきたいし、誰よりもCaSy社員一人ひとりが、大切なことを大切にしながら働き、生きていけるCaSyを創りたいと思っています。