本日の報道について
平素はCaSyをご利用くださり、誠にありがとうございます。
本日12月4日、当社でのサービス中に、利用者によるキャストへの性的ハラスメントが発生したとの報道がございました。
この件につきまして、お客様・キャストの方々をはじめ、関係各所のみなさまにご不安およびご心配をおかけしていることを、心よりお詫び申し上げます。
本件に関して、以下の点をCaSyよりお伝えさせていただきます。
- 1)当社の認識
- 2)今後予定している取り組み
- 3)既に構築済みの取り組み
- 4)安全対策についての当社の考え
1)当社の認識
報道内容について、実際に当該キャストの方から9月に報告を受けたことは事実です。
報告を受け、当社としてできる限り心に寄り添いたいと考え、対応をしてまいりましたが、不十分な点があったことを認識しております。
また、サービス中のキャストへ何らかの危害が及ぶリスクについては、CaSyでは創業当初から認識し、対策を講じてきております。改善を重ね、そのときにできうる最大限の対策に努めてきたという認識もありながら、今回の事案を受け、もっとできることがあったのではないかと、社内でも議論を重ねてまいりました。
CaSyは、誰もが使いやすい便利な家事代行サービスを提供するために尽力してきたと同時に、キャストの方々が安心して働ける場を提供する責任を担っています。そうした中、サービス中に、当該キャストの方が怖く、つらい思いをする事態を防げなかったことを大変重く受け止めております。
関係各所のみなさまにご不安およびご迷惑をおかけいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。
CaSyは更なる改善に向け、最大限の対応を行なってまいります。
2)今後予定している取り組み
現在取り組み中の施策は下記の通りです。
【発生予防対策の強化】
お客様/キャストの身元確認書類と反社犯罪歴データベースとの照合
【キャストへの啓発の強化】
緊急事態発生時におけるキャストの行動についての基準見直しと啓発活動の強化
【緊急時のお問い合わせ対応体制の強化】
お問い合わせ項目毎の優先順位別取り次ぎ体制の構築
進捗に関しましては、適切な形を検討し、都度お知らせさせていただきます。
3)既に構築済みの取り組み
CaSyでは創業以来、キャストへの性的被害リスクについて認識し、様々な取り組みを実施してまいりました。すでに実施している取り組みの一部をお伝えいたします。
【発生を予防する観点】
お客様に向けて
- 違反行為の利用規約への明記
- 本人確認を兼ね、クレジットカード決済に限定
- 依頼画面での違反行為に関する注意喚起の表示
- 「安心・安全への取り組み」ページのサービスサイトでの公開
- お客様会員登録時における反社会的勢力との関連有無/犯罪歴の自己申告義務化
キャストの方に向けて
- 安全面も考慮しながら仕事を選択できる仕組み
- 個人の連絡先を伝えなくてもやりとりできる匿名電話/チャット機能の実装
- アプリ上の「おしらせ」やメールでの注意喚起
- 採用時のガイダンスにおけるリスクと対応の説明
- マニュアルでのリスクと対応の明記
【万が一発生した場合に適時に対応できる観点】
- 匿名での問い合わせ機能
- サービス毎の日報提出の必須化
- サービス日報への全社員での返信制度
- 重大インシデント発生時の対応フローの整備
※悪用可能性を鑑み、開示範囲を限定しております。
4)安全対策についての当社の考え
CaSyは安心してお客様が利用ができ、キャストが働ける場を提供する責任を担っています。
安全対策に関しましては、今後も事業上の最重要課題と位置付け、より一層の強化へ向け尽力いたします。
引き続きCaSyは体制を整え、サービス中の犯罪行為に対して厳正に対処してまいります。